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非常食防災に備え秋から食糧備蓄[信州毎日新聞] [ 更新:1996年06月04日 ]
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災害に備え秋から食糧備蓄 長野市 4年間で3万6千食
写真は長野市が備蓄するクラッカーと乾燥シチューの非常食糧

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長野市は今秋から、大災害に備えて、米航空宇宙局(NASA)が宇宙食として採用している保存食糧を市内3カ所の広域避難場所に備蓄する。2月に改正した市地域防災計画に基づき、4年間で合計3万6千食を備える計画だ。
備蓄するのは、米国のオレゴン・ドライフーズ社が開発した25年間常温保存可能なクラッカーやシチューの缶。シチューは乾燥しており、お湯で戻す。水でも利用でき、乾燥したままでも食べられる。
今年度は1万8百食分を購入し、広域避難場所の市運動公園(東和田)や篠ノ井西中学校(篠ノ井布施五明)、城山公園に倉庫を作って備える。99(平成11)年度までに、市内10カ所に3千6百食ずつ備える。
市防災課は「備蓄は人口の約1割の人が一回口に出来る量。当然、全員には行き渡らないので、2日間程度の非常食はそれぞれの家庭で備えていてほしい」としている。

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