ミャンマーへの供出食糧に関する御報告
謹啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。8月に御社より供出いただいた、ミャンマーのサイクロン被災地向け食糧について、現地での配布が完了いたしましたので、ご報告いたします。
8月4日にお引取りした後、同日中に成田空港にて輸出通関を終え、バンコク経由で9月9日にはミャンマーの首都ヤンゴンの空港に到着いたしました。現地での配布は、日本のNGOである、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが行い、先月、現地にて全食の配布が完了いたしました。
サイクロン「ナルギス」の発生から7ヶ月を経た現在でも、被災地では食糧や生活物資に困窮しております。特に、今回の緊急支援に関しましては、最も脆弱な状況にさらされる「生後6ヶ月未満の乳児」の生存率を高めることを目的として、その母乳育児を行う母親約6,600名が配布対象となりました。そのような中で、日本のクラッカーは非常に評価が高く、実際に食べた人々の間でもたいへん喜ばれたとのことです。現地でクラッカーを配布している様子を写した写真を同封させていただきましたので、ぜひご覧下さい。
写真にありますように、日本の善意による支援は、被災された母親や子供を中心としたミャンマーの人々の手に確実に届き役立てられております。同時に、今回のミャンマーへの緊急支援は、日本の様々な企業・自治体・NGOなど皆様のご協力があってはじめて実現したものです。特に、この度の御社の迅速なご判断とご高配には深く感謝しております。誠にありがとうございました。
今後とも緊急援助へのご理解とご協力を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
謹白