第34回TSUNAGU食堂(2025年2月)報告紹介
2025年2月26日(日)11時~ 横浜市金沢区釜利谷東ハイツ第2集会所
ひな祭りイベント。お弁当や果物、各種食品、お菓子など無料配布
第34回TSUNAGU食堂報告 ~こども食堂の防災拠点化を目指して~
新年2回目のTSUNAGU食堂は、こども食堂防災拠点化を目指し、防災に関する豆知識の紹介からスタートしました。
災害時に必要な備蓄品(食事、水、トイレ)について説明し、特に見落としがちなトイレの重要性を強調しました。備蓄は最低3日分、理想は1週間分であることを伝えると、参加者からは「知らなかった」「備えが足りない」などの声が上がり、備蓄に対する意識を高めることができました。参加者からサポートスタッフとして参加してくださる方が加わり、地域の繋がりを強く感じています。今回で30食分のサバイバルフーズをお届けしています。
イベント内容と参加者の様子
《誕生日のお祝い》
開催日当日に誕生日を迎えた「しん君」を皆でお祝いし、ささやかなプレゼントを贈呈できました。
《防災クイズ》
「Q1『大きな地震が起きて1分が経ちました。皆さんは何をしていますか?』という問題に、子どもたちからたくさんの回答が出てきました。正解は全てです!防災には想像力が大切であり、どんなことでも起こりうるという考えを持つことが重要であることを伝えました。
Q2『次の地震はいつ起こる?』という問いを通じて、大きな地震ばかりが注目されがちですが、実は『大きな地震による災害は、日々発生している小さな地震がたまたま大きくなった結果に過ぎない』ということを伝えられました。地震は日常的に起こっているものであり、常に備えておくことが大切であると参加者が意識してくれたと思います。
これらのクイズを通して、弊社のメッセージである『防災は想像力、私たちは災害と災害の間に生きている』ことを参加者と共有できました。子どもたちだけでなく、保護者の方々にも防災の重要性や考え方を改めて認識していただく機会になりました。
《ひな祭りクイズ》
「ひな祭りに食べるものは?」という問題では、ひなあられの色の意味を紹介し、子供たちの興味を引きながら、ひな祭りを前に自慢できる知識を身につけてもらえたらとの思いを込めました。最後はひな祭りに関する歌を皆で歌い、楽しいひとときを過ごせました。
《なぞなぞ大会》
景品をかけたなぞなぞ大会を開催し、家族で協力して答えを導き出す楽しさを提供しました。「裏がない本は?」や「何を食べても『おいしい』と喜ぶ動物は?」などのなぞなぞを通じてこどもたちが頭を柔らかくして思考力を養えたことと思います。
景品として、イチゴやお米、お菓子を用意し、参加者全員が笑顔でなぞなぞ大会を終えることができました。
《お弁当や物資の配布》
HACHINANA KITCHENさん提供のお弁当や、フードバンクかながわさんからの支援物資など、参加者全員にたっぷりのプレゼントをご配布できました。
こども食堂×防災の取り組み
今後もTSUNAGU食堂は、防災に関する知識をより実践的に学べるプログラムを展開し、これらの活動を通して、地域のこどもたちと住民の安全を守り、災害に強い地域づくりに貢献しています。
また、子どもたちが楽しみながら学べる企画をさらに充実させ、地域の人々が繋がり、助け合い、共に成長できるような場所を目指していきます。